結局、民主主義ってダメなんだよ。 

サッカーU23日本代表がオリンピック出場を決めました。素晴らしいですね。ハイライトしか見ていないけど、厳しい戦いだったと思います。何人か泣いてましたね。決勝もこの勢いで頑張ってほしいものです。

U23アジア選手権優勝おめでとうございます。0-2からの大逆転は見事。2点先取された後、相手がちょっと気を緩めた感じが出てましたね。そこをしっかり突いてた。あっぱれです。90分最後まで走れるチームでした。なんでも後半に韓国の足が止まるのは予想済みだったとか。事前の情報収集はとても大事ですね。ただ0-2は危な過ぎるよ。。。

僕は先日久しぶりにイタリア人とサッカーをして体がボロボロです。しっかり勝ちました。日本のサッカーは世界に通用します。代表の皆さんも自信持っていいと思います(←何様)草サッカーでも日本とイタリアは違う。イタリア人とやってた方が楽しい。当然、彼らが上手くて、強いっていうのもあるけれど、何よりも勝負に対して「真剣」なんですよ。ヘラヘラしてるとマジでキレられる。最後には削られる。やられた日本人いますよ。勝負は真剣で、相手をリスペクトしなければならない。真面目にやっていると馬鹿にされるどこかの国とは土壌が違うんですよね。

当然、日本語の「空気」というものも存在するし、勝つために相手を削ったりだとか何でもしていいわけではないです。下手だとボールは回ってこない。逆に信頼されるとめっちゃ回ってきます。つまりは「勝つ」ために必要とされるかどうか。ここら辺がシンプルで楽しいわけです。

さて先日、携帯料金から見る日本企業の無駄というブログを書きました。その続編とも言える話題です。

家電製品と言えば、シャープ、パナソニック、ソニー、東芝、日立などのイメージ(ブランド)の違いを聞かれれば大半の人が言えない。ニコンとキャノンは?少なくとも僕には難しい。でも、ミラノに来てもこれらのブランドは当たり前のように街中で目にします。これは会社としてすごいことです。それだけはまず伝えておかなければ。しかし、昨今ニュースをにぎわせたメーカーがあるように、全てがうまく行っているわけではない。

これらの「足し算プロブレム」は大企業に多いわけです。スマート家電とかその最もたる例ですね。スマホでちょっと便利にするために何十万円つぎ込まないいけないんだ。。。って、誰でも思いますね。なんか間違った方向に進んでいると。

では大企業とは何か。僕が考えるに「民主主義の縮図」です。つまり「民主主義」って、そもそもダメ。何がダメって、全員の意見を組み込むはめになるからですね。そして結果、全員が満足するものができない。端から見ると「何がしたかったんだろ?」と、なる。ここら辺についてはグラフィックデザイナーの佐藤卓さんが詳しくぶった切ってますので、この記事を参考にしてください。

こうならないためには何が必要か?考えられる要素は二つ。一つ目は「哲学」。「デザイン」という言葉の次にはこの言葉がトレンドです。なぜならデザインとは哲学を最もわかりやすく表現する手法だからです。今。巷にデザイン(購買意欲の刺激)という言葉がありふれて、見栄えはそれなりになってきた。実際、購買意欲の刺激=デザインではないのですが。。。デザインの定義の話はまた置いておいて。。話を戻して、哲学(会社としての方向性)があれば、それを元に意思決定できますね。これがないとチームとして本当にバラバラになる。二つ目の要素は「カリスマ経営者(独裁者)」。このどちらかしかありえません。

民主主義って本当に良くない。だからと言って他にベターな方法も見つからない。昔、授業で先生が言ってました。

「民主主義は世界で二番目に素晴らしいシステムです。一番は誰もわかりません。」

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