結局、民主主義ってダメなんだよ。 

サッカーU23日本代表がオリンピック出場を決めました。素晴らしいですね。ハイライトしか見ていないけど、厳しい戦いだったと思います。何人か泣いてましたね。決勝もこの勢いで頑張ってほしいものです。

U23アジア選手権優勝おめでとうございます。0-2からの大逆転は見事。2点先取された後、相手がちょっと気を緩めた感じが出てましたね。そこをしっかり突いてた。あっぱれです。90分最後まで走れるチームでした。なんでも後半に韓国の足が止まるのは予想済みだったとか。事前の情報収集はとても大事ですね。ただ0-2は危な過ぎるよ。。。

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携帯料金から見る日本企業の無駄

ナポリ監督の差別発言問題、どうやら決着がついたようです。ナポリ監督サーリは2試合ベンチ入り禁止で2万ユーロ(約250万円)の罰金、マンチーニにも5000ユーロ(約63万円)の罰金です。まあ妥当な落とし所でしょうか。ただマンチーニも同じ言葉を2001年にガゼッタの記者に発言したのを各メディアが取り上げてますね。有名人は大変です。

そして、昨日はイタリア杯の準決勝ミラン-アレッサンドリア。ちなみにアレッサンドリアはレーガプロ、日本のJ3です。J3のチームが天皇杯でベスト4まで勝ち上がってきたわけで、要はミラクル起こしてます。

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SMAP、ベッキー問題から見る日本人マインド

さて、SMAP問題で賑わっていますね。イタリア語でもちらっと記事になっているかなと思って、少し探してみたのですが、一件もヒットせず。あの謝罪会見を見ていて、思うことは「気味悪い」ってことだけです。ただでさえあの「謝罪文化」は好きではありません。「責任」の所在と「誰に」対して謝罪しているのかが明確ではないし、テレビの向こう側にいる人は大抵関係ないですから。
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イタリアにおける差別問題

昨日、コパイタリアの準々決勝ナポリーインテル戦が行われました。0-2で見事インテルの勝利です。セリエAでここ二戦、負け、引き分けと流れが良くなかったインテルですがリーグ首位を走るナポリに完璧に勝利しました。GKのハンダノビッチは相変わらずの安定感、長友はキーマンとなるメルテンスを完璧に抑えてましたね。攻撃陣も見事な2得点。完全にチームを取り戻しました。
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イタリア語はイタリア人に習うな!

これはイタリア語以外にも当てはまることですが、外国語はその言葉を母国語とする人に習うことは決してオススメできません。外国語できるよって人は今回の投稿をすっ飛ばしてください。

一応、外国語を3ヶ国語勉強した体験談です。フランス語、英語、イタリア語の順に勉強して、逆の順番に現在はよく喋れます。どのラインで喋れるという基準を引くかにもよりますが、最低ラインを日本に興味がない人とコミュニケーションを1対1で取れて、友達になれて、食事に行けるくらいとしましょう。この3ヶ国語はそれぞれ似てるので、費やした時間は全く違います。
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イタリア人にとって和食とは何か?2

日本人は和食が世界一だと思っています。僕も同意。でも、イタリア人はイタ飯が世界一だと思っています。海外旅行に行くといつも問題なんだよね〜と、多くのイタリア人は日本人の僕に言います。どちらが美味しいとかを決めたいわけではなく、どちらもこういうメンタリティーでプライドが高いということが言いたいわけです。

そんな相手によそ者が「これ世界一美味いんだぞ。食ってみろよ。」的なアプローチをするば「は?お前誰だよ?」と言われるのがオチです。それでは相手は落ちません。こういう相手には理解を示した上でアプローチをしないといけない。つまり
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イタリア人にとって和食とは何か?

Tripadviserで「ミラノ」「日本食レストラン」と検索すると約1000件表示される。そのうち中国人だけで経営されているのがおそらく9割5分以上。そして、日本人が関わっているとされるレストランは20件程度、日本人のみでお店を回しているのは1〜2店あるかないかだろう。ちなみにミラノ県の人口は300万人、面積は1575km2、人口密度は2004人/km2(東京都1300万人、2200km2、6150人/km2 Wikipediaより)
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きっかけ

ブログ移行のきっかけ。

昨年、ミラノEXPO2015中は日本からやってくる様々な人々と関わった。その目的は「日本の食文化を世界に広めること」であったが、多くは単発の「打ち上げ花火」であった。中には当然、本腰を入れて継続的にビジネスを続けていく会社もあったが、決して多くはなかった。地方自治体や会社のお金の多くが無駄に使われている現実を目の当たりにし、この欧州と日本との文化、価値観の違いを肌で感じたことを文章にまとめておくことは有意義であると思ったのがこのブログのきっかけである。
東京生まれ、東京育ちの僕がミラノという田舎町に来て感じたことはすごく多い。あえて「田舎町」と書いたのはミラノはイタリアでは大都市であるが、東京からしたらど田舎である。電車で15分走れば畑だらけ。コンビニなんてもちろんないし、お店が閉まるのも早い。欧州のパリ、ロンドンと比べても外国人の数は少ないし、規模も小さい。しかし、スポーツ、ファッション、デザイン、芸術、食という人々の欲求を満たすものがすべて揃っていながら、街のど真ん中には中世に建てられた大聖堂がある。伝統的な面があり、革新的な面があり、人々の愛情があり、葛藤がある。ミラノはそんな街だと思う。そして、小規模だからこそ「イタリア」を感じることもできる。しかし、ファッションウィーク、ミラノサローネなどの時には世界中から人が集まる。当然、2015EXPO期間中も例外ではなかった。
日本のどの街とも違うわけで、生活環境やら、国、自治体が重視する部分も当然違う。だからこそどのように相手を理解し、コミュニケーションをとっていくのかが非常に大事である。そこの根本を間違えてしまうと非常にトンチンカンなものになってしまう。このブログによってそのギャップを認識する。そして、ある意味日本のことを忘れかけている自分の備忘録でもある。