イタリアでアニメ

今週はミラノの映画館で「キミスイ(アニメ版)」を上映していたので見てきました。キミスイは2015年に出版された住野よるさんの小説がオリジナルで、2017年7月に実写映画、2018年9月にアニメ映画化されました。これを見に行くと決めたのが先週、それまで存在すら知りませんでした。浦島太郎です。FBに「キミスイ良い!」って書き込んだら、「今更何言ってんだ?大丈夫か?」コメント頂きました。自分はアニメ版の話をしているのですが、友達は実写版の話だと思っていたみたいで、全く噛み合わない。調べたら去年だからまだ半年経ってない、噛み合うはずが無いw

日本でヒットしたのは実写版、しかも原作に無い12年後の世界。桜からのhimawariか。見るしかないね。

このアニメはNexodigitalというカルチャーをデジタル(映画)化する会社で、画家や舞台、ダンス等の映像を提供しています。この秋冬は「未来のミライ」(10月)、「ペンギン・ハイウェイ」(11月)、「キミの膵臓を食べたい」(1月)の3本ラインナップで、私はどれも全く知らず。。「未来のミライ」はアカデミー賞ノミネートしてるじゃん…「カメラを止めるな」を見て、ドヤってる場合ではない…汗

最近はNetflixで日本のアニメが見られるようになったので、これからもっと日本のアニメがイタリアでポピュラーになることでしょう。今までは日本好きなオタク中心だったのが、ライト層にまで広がると思われます。現に友達のペルー人に「亜人」を進められて見たら面白かった。やはり漫画のイマジネーション、非リアリティーは最強ですね。確実に世界中の人を虜にできます。

Netflixみたいなプラットホームを日本の大手出版社で共作して、世界に翻訳バージョン売り込めば確実に売れますね。面白いコンテンツ山ほどあるし、制作費は実写に比べたら格段に安い。しかも今ならまだ日本の独占状態。なぜなら漫画にはクリエイティビティーと画を描くスーパーハードワークが求められるので、日本人向きなのです。漫画が世界中に広まって、数十年以上経っているのにまだ日本の独占状態なのは、日本人にしかできない何かがあるからです。

それはアニメや3Dなら大勢での作業が可能ですが、漫画は画がズレやすいので、難しいのかなと勝手に思ってます。そして、日本に漫画家の選手層は超分厚い(ブラジル並)。単行本出した作者が5-6000人/年いるそうです(エビデンス緩い)。この全員が漫画だけで食べてはいけないですし、他にも沢山の卵さんたちがいるわけで、膨大にいると思えます。

最近は「暗殺教室」にハマってます。あり得ない設定から、人間の成長模様を表現する感じは「クレヨンしんちゃん」に通ずるものがあります。どんな状況であれ、人間が大事しなければいけないものを表現すると人の心に響くものがあるんですね。間違えてキンドルで全巻ポチってしまったので、アニメと漫画両方で人生勉強したいと思います。

イタリア人の「好き」はしょうがないんです

よく日本人が「イタリア人が考えていることがよくわからない」、逆にイタリア人が「日本人考えていることがさっぱりわからない」と、よく(愚痴を)聞きます。とりあえずどちらに対しても「そうだよね、異文化って理解しづらいよね」と答えます。そりゃロジック(論理の組み立て方)が違うから、どうやっても分かり合えるはずがない。よく聞く事例は、日本人は予定通りにしか進められない、イタリア人は直前まで何も決まらないなどです。イタリア人的には状況は刻一刻と変化するんだから、ゴールがざっくり決まっていれば、フレキシブルに対応した方がいいよねって感じ。それを理解できず許せない人は多いようです。逆にイタリア人にも「もう二度と日本人とは働きたくない」って、言われたこともあります 笑

こういうのはお互い様です。どちらが正しいも間違いもありません。それを理解するのは異文化で3年くらい生活しないと無理だと思います。ただ「違う」ということは予め知っておいて損はない。それを納得できる例として、以下のTEDはめっちゃ面白い。

アメリカの大学教授でベラルーシ生まれのトークです。1976年生まれとは思えない美貌。日本であればは〇〇過ぎるなんちゃらってなりそうですね。彼女の研究は「言語はどのように思考に影響を与えるのか」ということ。ここで例として出てくるのは「左右」の概念がなく、「全て東西南北」で表す言語。「東の手」はクルッと反転すると「西の手」になるわけです。常に頭の中に方角が入ってます。きっと道に迷うことが少ない人種だと思われます。

最後に出てくる例は、美術館で男の人が屈んだ時に、意図せずにお尻で壺を落としてしまうシーン。英語では「He broke the base.」でも、スペイン語では「壺が壊れた。」英語では主語「誰が壊した」かを大事にし、スペイン語ではそこに意図がなければ「壺が壊れた」という表現をします。当然、イタリア語も似ているわけですが、この「意図」という観点に注目すると他の例も出てくる。例えば英語で「I like it.」、イタリア語では「Mi piace.」、スペイン語では「Me gusta.」、フランス語では「Ça me plaît.」です。英語以外は分の構造は同じで、主語があったり無かったりしますが、「それ(it)が、私に好きにさせた」と表現します。

つまりラテン人にとって、好きになるというのは内在的なものでなく、外的要因なので、自分ではどうしようもないことなのです。例えばミスが起こったとすると「Mi spiace」という表現があります。構造は上の分と全く同じで、謝ってる場合もなくはないですが、「残念です」みたいな感じになるので、時にめちゃくちゃムカつきます 笑。ちなみに本当に謝るときは別の表現あります。

私「荷物届いてないんだけど、どうなってるの?」

受付「なんかトラックが故障しちゃったらしいのよね、Mi spiace(残念だわ)」

こんな対応はザラです。日本人はならイラっとくるはず 笑 まあこれも言語の構造が思考に影響を与えていると考えれば、乗り越えられるかもしれません。

N校は日本と世界をつなぐべき

暑いですね。6年ぶりに夏を日本で過ごしております。この湿気地獄は梅雨が明けても全く意味がありませんね。ランニングしててもペース保てないし、洗濯ものも乾かないし、お風呂場はすぐカビるし、日本で夏はなるべく過ごしたくありません。でも白いご飯は美味しいし、お魚も美味しいので許します。最高。

https://newspicks.com/news/1690326?ref=user_285727

今日はこんな記事。角川ドワンゴ学園のN高等学校の記事です。 続きを読む N校は日本と世界をつなぐべき

ブランドストーリーって…(哀)

チャンピオンズリーグも終わりましたね。アトレティコはまたしても快挙ならず。2年前も本当に感動しました。今年も本当に感動しました。あそこまでチームを纏められるシメオネは名将であり、闘将なのでしょう。レアルの得点がオフサイドであっただけに、とても悔やまれます。この点においてはサッカー界は変わらないといけません。ビデオ判定は当然として、ラグビーのような一時的退場、そして、インプレー時間の確保。この三つは最低限です。他のスポーツの良いところはどんどん取り入れるべきです。またFK時のスプレーなどはサッカーのオリジナルでとてもいいと思います。

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この世に静かに暮らせる地はあるのか?

今週はいよいよチャンピオンズリーグファイナルですね。2年前と同じマドリーダービー。前回の時はbarで知らないおばちゃんと無理やりなスペイン語で盛り上がってました。ただアトレチコファンだったので最後は意気消沈でしたが、あの試合には感動覚えましたね。最後の最後は1億ユーロで移籍したベイルの決勝ゴール。これぞ資本主義か?!という試合でした。さて今年はどうなるでしょうか。サンシーロ行きたかった…泣

下り坂をそろそろと下る」(平田オリザ著)という本を読みました。日本の現状を独自の視点で見つめ、日本という国がどのような立ち位置であるべきかということを考えさせられます。レビューを読むと「前向きになれる」など、ポジティブな意見が見られますね。僕は危機感で一杯になりました。是非読んでもらいたい。そして、危機を感じてもらいたい。 続きを読む この世に静かに暮らせる地はあるのか?

英語は外国語教育に最適か?

セリエAはユーベの優勝が決まり、これで5連覇ですね。僕がイタリアに来たのが2010年1月。このシーズンはミランが優勝してますので、それ以降全てユベントス。。。泣。そして、もはやミランのお家芸と言える監督解任劇。また選手たちは振り回されるわけですね。。こんなんでどうやってチーム作るんだよ。そりゃ最下位にも負けるわけです。やはりトップのディレクションというのはチームに多大なる影響を及ぼすわけですね。さて10番はどうなることやら。それよりもレスターの奇跡が待ち遠しいですね。もしかすると明日にも決まりますね。こちらは見逃せません。

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日本人はフィジカルで負けているのか?

サッカー日本代表がW杯アジア2次予選を無事に通過しました。アフガニスタン戦、シリア戦、両試合共に見ました。両国ともポテンシャルあるなーってのが感想です。アフガニスタン、シリアは、共に国の状況がいいとは当然言えません。そもそも国の規模も日本の半分以下、スポーツの環境が整っているはずもないと思います。結果は共に5-0でしたが、個々の身体能力は非常に高い。1対1の場面で負けている場面は多くありました。彼らがスポーツに打ち込める環境が整って、教育レベルが上がれば、どうなることか…僕は今から怖くて仕方ないですね。どなたかが言ってましたね。「最後は個の力」と。

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フットサル、サロンフットボール、カルチェット

ようやく、ようやく本田君ゴールを決めてくれました。リーグ戦1年4か月ぶり、ちょっと長過ぎたね。運良く見に行ってました。キックの調子が良かった。アシストも良かったけど、それにつながった最初のシュートがナイス。やはりサッカーはボールを蹴る技術が最後にモノを言います。まあベストイレブンはご褒美だね。これからイタリア杯の準決勝、リーグ戦も佳境に入っていくのでここからが勝負。ただ、あれだけ批判的だった世論をひっくり返すのは並大抵のことじゃない。これは本当にリスペクト。これをいかに続けられるか。次はナポリ戦。ミランのチームとしての進化が問われます。

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結局、民主主義ってダメなんだよ。 

サッカーU23日本代表がオリンピック出場を決めました。素晴らしいですね。ハイライトしか見ていないけど、厳しい戦いだったと思います。何人か泣いてましたね。決勝もこの勢いで頑張ってほしいものです。

U23アジア選手権優勝おめでとうございます。0-2からの大逆転は見事。2点先取された後、相手がちょっと気を緩めた感じが出てましたね。そこをしっかり突いてた。あっぱれです。90分最後まで走れるチームでした。なんでも後半に韓国の足が止まるのは予想済みだったとか。事前の情報収集はとても大事ですね。ただ0-2は危な過ぎるよ。。。

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SMAP、ベッキー問題から見る日本人マインド

さて、SMAP問題で賑わっていますね。イタリア語でもちらっと記事になっているかなと思って、少し探してみたのですが、一件もヒットせず。あの謝罪会見を見ていて、思うことは「気味悪い」ってことだけです。ただでさえあの「謝罪文化」は好きではありません。「責任」の所在と「誰に」対して謝罪しているのかが明確ではないし、テレビの向こう側にいる人は大抵関係ないですから。
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