英語は外国語教育に最適か?

セリエAはユーベの優勝が決まり、これで5連覇ですね。僕がイタリアに来たのが2010年1月。このシーズンはミランが優勝してますので、それ以降全てユベントス。。。泣。そして、もはやミランのお家芸と言える監督解任劇。また選手たちは振り回されるわけですね。。こんなんでどうやってチーム作るんだよ。そりゃ最下位にも負けるわけです。やはりトップのディレクションというのはチームに多大なる影響を及ぼすわけですね。さて10番はどうなることやら。それよりもレスターの奇跡が待ち遠しいですね。もしかすると明日にも決まりますね。こちらは見逃せません。

今日はWSJから「幼少期からの二ヶ国語教育、米国で人気拡大」という記事から。僕は小学校からフランス語勉強して、そのまま大学でもフランス語勉強して、ちょっとロンドンにいて、ミラノにいるわけです。この三カ国はそこそこ勉強しました。全部同じようなものですので、一つ言語を習得すると後はかなり楽になります。中学に入学して、第1外国語を英語かフランス語かで選ばなけれならなかったのですが、「英語は話せて当たり前。フランス語の方がレアだ。」と決めつけ、フランス語を選びました。運良く17年前のその決断は正しかったと思ってます。現在、フランス語がビジネスレベルで話せる訳ではありませんが、様々価値観に触れることで、自分のモノの見方が多様化したのは間違いないです。結論から言うと語学は学ぶべきもので、英語以外がベストかと。なぜなら英語できる人は世界中で英語でなんとかなっちゃってます。結果的に視点が単一的になりやすくなります。

教育という観点からすると「英語」以外にもう一つという感覚は非常に大事です。ネイティブに話せる必要は全くなく。情報を得て、自分の中で解釈しアウトプットできることが重要です。なぜならば日本の「外国」という言葉は非常にアメリカナイズされている場合が多いからです。日本は元々閉鎖的な文化であるにもかかわらず、さらに「外国=アメリカ」の観念がさらに価値観を狭めていると感じます。日本がいかに多くの影響をアメリカから受けているのかは意外と感じづらいものです。単純に野球が盛んだったり、ビジネスでの結びつきが非常に強いことからも自然な成り行きです。そこから一歩離れることは非常に面白く、価値あることだと思うのです。別に政治や歴史など難しい分野ではなく、最初は音楽であったり、食などのわかりやすい分野でいいと思いますし、今はネットでテレビ番組を見ることも簡単にできます。

少し教育という観点から外れましたが将来のことを考えると「英語以外の言語」がキーポイントとなると思います。例を挙げれば、スペイン語なら南米圏、イタリア&フランス語なら西ヨーロッパ、中国語なら東アジア圏などとグローバルからローカルに入り込めるからです。軸を母国以外にもう一つ持つことができます。英語だとその軸が少し弱い気がします。

言語の習得は膨大な時間がかかります。でも、決して無駄にならないし、面白いものだと思います。

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